『氷結界』新しい展開とレシピ紹介【遊戯王OCG】[2023/11/23]

『氷結界』新しい展開とレシピ紹介【遊戯王OCG】[2023/11/23]遊戯王OCG
『氷結界』新しい展開とレシピ紹介【遊戯王OCG】[2023/11/23]

はじめに

一カ月ほど前の記事にて、氷結界のレシピと展開について紹介させていただきました。

この記事作成から一か月後…新しい展開について知りました。それが「鏡魔師1枚初動の展開」です。今まで別の展開札がないと動けないと思っていた鏡魔師、実は1枚でも動けたんです。この展開の有無で鏡魔師のとらえ方が180度変わると思い、構築も考え直しました。ということで今回は、新しい展開を取り入れ刷新された氷結界の紹介です。

展開紹介

鏡魔師1枚からの展開はこちらです。晶壁をサーチするというのは全く思いつきませんでした。遊戯王wikiに記載されています。

レシピ紹介

動画の展開に直接絡まない部分の解説をしていきます。

1枚初動の枚数を調整

先の展開を取り入れると鏡魔師を1枚初動と考えることができるため、ほかの1枚初動の枚数を調整しました。具体的には霜精の枚数を減らしました。照魔師と鏡魔師の重ね引きでは、鏡魔師を照魔師のコストにできるため強いですが、霜精と鏡魔師を重ねびいていてもあまり強くありません。霜精はほかの1枚初動との被りが弱いため、最低限1枚の採用で押さえました。ただ、コストのいらない霜精が強い場面というの確かにもあり、紋章やワンフォーワンで触れることも踏まえて1枚は採用しています。

展開補助札の枚数を調整

1枚初動として一番多いのが照魔師と鏡魔師なので、この2種と相性の良い展開補助札である、依巫とゲオルギアスの枚数を増やしました。霜精はゲオルと依巫との相性が若干悪い部分があり、1枚初動の片方と相性が悪いのは微妙かなと思いゲオルと採用枚数を抑えていましたが、新しい構築では霜精よりもむしろ鏡魔師が初動になることが多いので、各3枚採用することにしました。

バグースカ

「照魔師+依巫」の初動の際に照魔師に手札誘発を受けてしまった際の策としてバグースカを採用しました。

コーラルアネモネ

霜精と依巫の展開など「場に非チューナーはいっぱいいて、墓地に鏡魔師もいるのに…」という状況が結構あるように感じました。その際に鏡魔師を蘇生してシンクロへと繋がるのは強いと思い、アネモネを採用しました。中盤以降でも含め、結構いろんな場面で便利なカードです。

補足:氷結界に至る晴嵐について

採用を迷ったカードとして氷結界に至る晴嵐があります。氷結界トークンをリリースすることでデッキから下級氷結界を一気に特殊召喚する光景は印象的ですね。ただ、これは以下の理由から採用を見送りました。

  • 一番強い氷結界トークンをリリースして発動するムーブは、鏡魔師の効果が通ってかつ晴嵐を握っているという上振れのケースでしかできない
  • このムーブを一番生かすにはデッキに封魔団などの制圧系の下級氷結界の採用が必要になるが、素引きが弱い
  • 最初の初動が誘発を受けて止まった際に別の初動へと切り替える、初動補助札としての運用は、要するに氷結界版のスワローズネストであまり強くなく、それなら素直にゲオルやエジルなど別の展開札を握っていたほうが強い場面が多い
  • 鏡魔師でサーチできるが、そもそも鏡魔師で晴嵐をサーチしたい場面がほとんどない

以上のように「上振れ札として使うにはレアケースでしかもデッキに素引きが弱いカードが入る、初動補助札としての運用はほかの展開札のほうが良い」というちょっと器用貧乏なカードかなといった印象です。採用するなら3枚採用し、メインデッキに封魔団などの制圧系下級氷結界を積むなどして、晴嵐メインで戦術を考えたいですね。

おわりに

いかがでしょうか?鏡魔師、思った以上に万能すぎますね。この展開の存在で氷結界はさらに安定感と誘発貫通力が増し、常時安定して強い動きができるデッキに仕上がったと思います。今回紹介させていただいたレシピは、豊富な手札誘発、数多い1枚初動と展開補助札で自分の動きを通しやすい、ドローによるパワーカードの引き込めるなど、相手をコントロールしてジワリジワリと戦っていくミッドレンジタイプのデッキです。まさに氷結界の名前にふさわしく、相手を氷漬けにしてしまいましょう!

動画形式でも解説しています。良ければそちらもぜひご覧ください。

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