はじめに
前回の記事にて、スネークアイを使ったインフェルノイドの展開やレシピを紹介しました。
筆者自身もプロキシーを用いて先行して実際に使ってみましたが、やはり手札誘発の貫通力が高いわけでもなく、かといってインフェルノイド本来の爆発力もなく、本当に「1枚初動を引きやすいだけ」という器用貧乏な安定感を得るに終わってしまっていると感じました。そこで、スネークアイはやめ、本来インフェルノイドが得意とする推理ゲート型のインフェルノイドを新規有りで組んでみました。今回はそのレシピ等々をお伝えできればと思います!
レシピ紹介
ほぼよく見る推理ゲート型のインフェルノイドですが、特徴的な点についてのみ説明させていただきます。
罪宝ギミック
スネークアイは採用しませんでしたが、罪宝ギミックのほうは入れました。罪宝の強い点を挙げていきます。
- 原罪宝スネークアイがデカトロンを引っ張れる(スネークアイでも同じです)
- 必要なモンスターが黒魔女ディアベルスターのみで推理ゲートの邪魔になりにくい
- 推理ゲートで原罪宝スネークアイが落ちても、罪宝狩りの魔女で戻しつつドローできる
- 対面のディアベルスターや炎燐を霊使いで蘇生することで原罪宝スネークアイに触ることができ、かなり強力
- ネヘモスやリリスをディアベルスターのコストにすることで、能動的に退かせる
上記の通りスネークアイと比較してやはり罪宝ギミックのほうが推理ゲート型インフェルノイドと相性の良い点が多く採用に至りました。
閃刀ギミック
新規のインフェルノイド・フラッドを出しやすくするために、リンク数を稼ぎやすいパーツとして閃刀ギミックを採用しました。言わずもがな推理ゲートとの相性も良く、秒速で魔法が3枚以上溜まります。特にビット1枚で霊使いのダルクにもヒータにもなれるのが強力で、簡単に高リンクへとつなげられるほか、相手のディアベルスターや炎燐を蘇生しに行けます。
あと、アンカーが後攻ではダークロウなどの置物系の妨害を無力化するのに強かったり、先攻ではGを受けた際の最低限の妨害として機能するなど、ほかのカードではできない動きをちょいちょいしてくれます。
超融合・一滴
手札誘発が入れられないのでせめて強力な後手捲り札をば。R-ACEなどの手数型の妨害は推理ゲートの数の暴力でどうにかなりますが、置物系の妨害は手数ではどうにもならないこともあるので、さすがに汎用札捲り札は必要かなといったところ。
フレイムタン
後攻でワンキルする動きとして、まず霊使いや咎姫でインフェルノイド・フラッドを立て、そのフラッドの下にアクセスを立てる、みたいなことが多々あります。つまり霊使いやセレーネなしでアクセスまで行く必要があります。このとき、フレイムタンがあると非常に便利で、下級ノイドを回収してそのまま特殊召喚すれば実質ノーコストでリンク数が1増えます。フレイムタンで回収したモンスターはそのターン効果を発動できないという制約がありますが、ノイドの特殊召喚効果はルールによる特殊召喚なので関係ありません。
おわりに
いかがでしょうか?インフェルノイドの推理ゲート・芝刈りのパワーは半端じゃないです。1枚で戦況をひっくり返し、相手が築き上げた盤面を一気に崩すのはとても爽快です!インフェルノイドはこうでなきゃ!新規の登場で安定感も上がり、先攻では妨害を作りやすく、後攻では蓋を閉じやすくなりました!!
決まった展開ルートみたいなものもなく、手札や落ちの状況に応じて適宜動きを変えなければならず、プレイングがとても難しく感じました。使い込んでデッキの理解が深くなるほどより強くなる…そんなデッキだと思います!ぜひ使ってみてください!
動画形式でも解説しております。よければ合わせてご確認くださいませ。
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