『氷結界解説~前編』新規カードの紹介【遊戯王OCG】[2023/11/18]

【遊戯王】[2023/11/18]『氷結界解説①』新規カードの紹介【遊戯王OCG】遊戯王OCG
【遊戯王】[2023/11/18]『氷結界解説①』新規カードの紹介【遊戯王OCG】【遊戯王】[2023/11/18]『氷結界解説①』新規カードの紹介【遊戯王OCG】

はじめに

ターミナルワールドで、ついに氷結界が超絶強化されます!ストラクチャー発売後も癖のあるカードが多くちょっと使いづらい氷結界でしたが、今回の強化は一味違います!なんと、今まで登場した氷結界が全員生かせて使えるよう強力な新規カードや、氷結界シンクロをどれも簡単に出せるような展開力底上げのカードなど、現代のデッキにもついていけるような本格的な強化が入るんです!
今回はそんなまったく新しい氷結界について、新規カードの解説を行っていきます!

新規紹介

氷霊山の龍祖 ランセア

氷結界にとってはほぼ縛りの緩いレベル10シンクロでとても出しやすいです。

(1)の効果は、相手の特殊召喚に反応してあらゆる場所から氷結界を出す効果(除外以外)。本当にどこからでもなんでも出すことができます!ランセアのこの効果で、今までの氷結界を全員生かすことができます!お気に入りの氷結界をデッキやEXデッキから直接特殊召喚しましょう!ただトリシューラなどのシンクロ体を出す場合は、シンクロ召喚扱いではない点に注意しましょう。シンクロ召喚時効果も使えませんし、当然蘇生制限もかかります。この効果で出すモンスターとしておすすめなのは氷結界の虎将ライホウや氷結界の破術師などの強力な制圧を持つモンスター。ライホウは実質スキルドレイン、破術師は実質魔封じの芳香です。なんとこの(1)の効果は1ターンに2回まで発動できますので、相手が特殊召喚すればするほどロックモンスターが増えていくのです!

(2)の効果は、相手によって場から離れるとEXから氷結界モンスターを「シンクロ召喚扱いで」出す効果。こちらはちゃんとシンクロ召喚扱いです。つまり、トリシューラの効果も発動できちゃいます!ただ、トリシューラの効果は「時の任意効果」なので、チェーン2以降でランセアのこの効果が発動した場合トリシューラのシンクロ召喚時効果はタイミングを逃してしまう点には注意しましょう。

この2つの効果から、先攻でとりあえずおいておくだけで非常に厄介なモンスターです。除去しようと特殊召喚したらライホウが出てきてしまうし、やっとのこと除去したかと思ったら後続のトリシューラで盤面を荒らされて…という具合に1体でかなり仕事をしてくれます。レベル10シンクロでこの性能は破格ですね。

このようにランせアは氷結界大好きドラゴンなわけですが、実はランせア自身は氷結界ではありません!残念!各種氷結界サポートは受けられないので注意です。特に後述する氷結界に至る晶域のサポートを受けられないのがかなり痛いです…。

氷結界の鏡魔師

レベル2のチューナーです。しかし後述の効果から、ただのレベル2チューナーとしての運用以上の働きをしてくれます。レベル2の水族なので地味に鬼ガエルに対応してます(実用性?)。

(1)は「モンスターをリリースしてレベル1トークンを3体まで生成し、その数だけ自身のレベルをあげる」というちょっと変わったもの。要するに鏡魔師効果を使うと、レベル4,6,8のシンクロを出すことができます。かなり強力な効果で、単体で高レベルシンクロを狙えるだけではなく、レベル1トークンを生成するという都合上、他のチューナーと並べたときの相性も良いです。また自身のシンクロに使った非チューナーの数だけドローできるアーケティスとの相性も良く、お手軽に3,4枚ドローすることができます。
ただ、この効果の使用後は水属性シンクロしかEXから出せなくなるのには注意です。特に、シンクロ縛りまでつくので水属性だからといってもリンクやエクシーズはできなくなるので注意です。

(2)の効果は墓地に送られた時に氷結界カードをサーチする効果。シンプルに強いです。どこからどう墓地に送られても反応します。シンクロに使っても良しコストに使っても良し、本当に便利です。氷結界魔法罠にも触れるのは特に革命的で…というのも氷結界は今まで魔法罠に触るのが難しかったのです。今までの氷結界魔法罠をすべて生かしてくれる、とても良い効果です。

氷結界の剣士ゲオルギアス

レベル6、氷結界初の高レベルチューナー。電脳堺悟-老々に似ている気がします。

(1)は場に氷結界がいる場合に手札から特殊召喚する効果。高レベルチューナーを簡単に出せるのは便利ですね。ただ、特に後攻で重要になってきますが、氷結界モンスターが存在していないと出てくることすらできない点には注意です。

(2)は着地時に手札墓地から下級氷結界を特殊召喚する効果。

この(1)と(2)の効果が組み合わさり、展開補助としては非常に強力な1枚です。自身のレベルが6なのも優秀で、氷結界に多いレベル4非チューナーを蘇生すれば、実質1枚でランセアになれます。(2)の効果で手札から氷結界を出せるのも地味に強く、初動に使っても強いです。

(3)の効果は相手の墓地のモンスター効果を無力化するもの。おまけかと思ったら普通に強いです。(1)(2)のような強力な展開効果を持っているカードが持っていて良い制圧効果ではありません。ランセアで出す候補としても優秀で、他の制圧系氷結界と比べて素引き時に弱いということもありませんしね。

氷結界に至る晶域

初の氷結界罠(まぁ一応「氷結界」はありますが…)。他の3枚に比べてちょっとパワー抑えめというか…ランセアが氷結界じゃないのが噛み合ってないです。

(1)は氷結界モンスター効果がチェーンされなくなる効果。ただでさえ罠で起動が遅く、ぶっちゃけ地味です。生きてくるのは、ランセアで出したトリシューラ効果がより凶悪になる、くらいでしょうか…。ここでランセアが氷結界に属さないのがとても痛いです。ランセアがうらら無視して効果使えたら強かった…。

(2)は相手がEXからモンスターを出したときに、場の氷結界を手札に戻すことでバウンスを出す効果。この妨害はそれほど質の良い物ではありませんが無いよりは良いです。特に最近はリトルナイトが流行っていますし、簡単に乗り越えられてしまいます。

(3)は自分のエンドフェイズにEXの氷結界を3種類チラ見せしないと自壊する効果。なぜそれほど強力な効果を持っていないのに自壊効果をつけたのかあまり理解できません。これはきっと「自分のEXを見せつけられる」っていうメリット効果に違いありません。なお、ランセア効果などでバンバン氷結界シンクロを出していると普通に条件満たせなくなるので注意しましょう。

おわりに

いかがだったでしょうか?これまでの氷結界を生かしつつ全体的にデッキのパワーをアップしてくれる様なカードばかりだったと思います!次回の記事では実際のデッキレシピや展開について徹底解説していきます…!動画にて詳しく解説しております。よければそちらも合わせてご確認くださいませ。

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