『百鬼羅刹解説➁』強いところ弱いところ・相性の良いカード【遊戯王OCG】[2023/10/17]

【遊戯王】[2023/11/18]『氷結界解説①』新規カードの紹介【遊戯王OCG】遊戯王OCG
【遊戯王】[2023/11/18]『氷結界解説①』新規カードの紹介【遊戯王OCG】

はじめに

前回記事で百鬼羅刹の各カードについて解説しました。
【遊戯王】[2023/10/12]『百鬼羅刹解説①』各カード解説【遊戯王OCG】
今回はもうちょっと深い部分…百鬼羅刹のテーマとしての強いところと弱いところ、それと相性の良いカードを紹介していきます!

テーマの強いところ

ランク3初動

ガボンガが初動になるため、ランク3を組めるギミックなら何でも初動になります。レベル3には召喚権なしで展開できるものも多く、初動札の選択肢が多いのが魅力です。

圧倒的な展開力

ガボンガ→ダグ→大参上の流れから一気に百鬼羅刹を並べることができます。加えて、ランク3にはインヴォーカーやケルビーニなどさらに展開を広げるモンスターも豊富で、これも相まって一度初動が通ってしまえば展開力が爆発します。

大参上が強い

大参上がかなり優秀で、ランク3が立っている場合には展開を広げる役割があり、ランク3が立っていなくても初動で使える汎用性もあります。加えて、墓地効果も優秀でそのターン中にさらに展開を広げることもできれば、リソース確保もできます。つまり、初動から中継からリソースから、1枚で何でもできる超便利カードなのです。

素材を抜ける

「場の素材を抜く」というコストですが、これは実はあまり類を見ないものです。エクシーズモンスターの中には「素材を抜きたいのに能動的に素材が吐けない」ということが多々あり、そういったエクシーズにとって素材を抜いてくれるのはかなりシナジーがあります。

テーマの弱いところ

G受けが弱い

展開デッキの宿命ですが、増殖するGが重いです。一応2枚程度のドローを許容して罠を構えて止まり1,2妨害を出すことはできますが、妨害の質もそこまで高くないので普通に捲られてしまいます。

テーマ内の初動が少ない

テーマ内で初動ランク3につながるカードといえば、ミアンダと大集会だけです。どっちにせよ百鬼羅刹を2枚以上重ね引き前提のムーブで、テーマとしてはランク3初動なのにランク3を立てる手段に乏しいのです。

うらら無限泡影に弱い

大参上やガボンガなど、灰流うららや無限泡影が顕著に重い箇所が多めです。初動札が少ないこともあり、テーマ内で手札誘発を貫通するのがかなり難しいです。

相性の良いカード – 初動札

デスガイド

召喚権を切ってランク3を立てるモンスターです。ミアンダがガイドに対応しておりかなり相性が良いです。ミアンダには墓地から特殊召喚する効果もあるため、デスガイドからミアンダを出してランク3を立てれば、墓地からミアンダを出してさらに手札から百鬼羅刹を出すことができます。

十二獣

百鬼羅刹は場にエクシーズがいないと特殊召喚できないため、とりあえずまず場にエクシーズを供給する手段として十二獣は最も優秀です。1枚から素材を3,4枚抱えるエクシーズモンスターを出すことができる上、エクシーズを立てる上でうららや無限泡影をもらわないというのも良い点です。
また、十二獣側にも百鬼羅刹から受けるシナジーがあります。それは「素材が墓地に落ちるのでラムの効果を発動できる」ということです。ドランシア不在の現在、十二獣は自分のターンに能動的に素材をはくのが難しく、ラムの効果が生かしにくいです。そこで、百鬼羅刹で素材を墓地に送ってあげることで、ラムの効果を使って頭数を増やすことができます。

その他特殊召喚できるレベル3たち

特殊召喚できるレベル3ならば基本的に何でも相性が良いです。

相性の良いカード – 展開中継札

未来竜皇ホープとリバリアンシャーク

未来竜皇ホープはエクシーズの十八番というべき制圧モンスターですが、実は百鬼羅刹と相性の良い点があります。それは「未来皇を墓地における」というところです。墓地に送った未来皇はリバリアンシャークで蘇生できるため、そのまま上に重ねて2体目の未来竜皇を出すことができます。つまり、未来皇が墓地に置ければ、2体目以降の未来竜皇は実質ランク3として出すことができます。自分のターンに素材が能動的に掃きにくい未来竜皇にとってはとてもありがたいシナジーですね。

インヴォーカー

ランク3で展開を伸ばすカードと言ったらこれ。デッキからレベル4の戦士か獣戦士を特殊召喚できます。特に、十二獣を特殊召喚できるのが強力で、先述の通り十二獣と百鬼羅刹の相性が良いこともあって、かなり展開を伸ばすことができます。

GP

ランク3のチャリオットキャリー号からGPベターラックをサーチし、ベターラックでリオンかキャリーをサーチすることで、そのまま特殊召喚できます。特にリオンならばチューナーを供給でき、シンクロ展開へとつなげることができます。ベターラックは実質デッキからGPモンスターを特殊召喚できる札なので、初動でレベル3を供給する札としても使えるのが良い点ですね。

ケルビーニ

レベル3なんでも落としのできるケルビーニが相性悪いわけがありません。彼岸や幻影を落としてさらに展開を爆発させるもよし、娘々を落としてチューナーを供給するもよし、本当に何でもできる便利屋さんです。

終わりに

いかがだったでしょうか?百鬼羅刹の展開を支えるだけではなく、百鬼羅刹からシナジーを受けるカードもありましたね。次回はこの独特のシナジーを生かした展開やデッキレシピについて言及できたらと思います!

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