はじめに
デッキビルドパックヴァリアントスマッシャーズで新登場した期待の新テーマ「センチュリオン」。
今回はその特徴や強さについてご紹介していきます!
基本展開
強さ
- 誓いのエンブレ―マ・プリメラ・トルゥーデア・スタンドアップセンチュリオン(テラフォーミング)のすべてが1枚初動!
- うららの受けが極端に良い!基本展開でうららが通るのはプリメラのサーチのみ。サーチ先を持っている場合等、ほかの展開札があれば全く痛くない!
- 展開札を複数種類重ね引きしている場合はさらに罠の妨害が追加可能!
- エンブレ―マは初動にも誘発ケアにも妨害追加にも使える最強カード!特に効果無効系手札誘発を貫通できるようになるのは強力!
- 赤き竜からのカラミティによる実質的なターンスキップが強い!手数で捲ってくるタイプのデッキも完全制圧。
- 魔法罠ゾーンおよび墓地にリソースが残る上、シンクロ体の攻撃力が高いため、ライフカットの速度が速い
- ドロール・アトラクターなど強力な手札誘発を受けてもある程度展開可能
弱点
- ニビルが当たる(ホルスギミックでケア可)
- Gが若干重い
- テーマとしては後攻の捲り力が弱い
- 深淵の獣を踏む
- うさぎ・コズミックサイクロン・醒めない悪夢など、刺さり方がひどいメタカードが存在
ホルスギミックの存在
センチュリオンは言わずもがなレベル8テーマのホルスと相性が良いです。ホルスモンスターをシンクロに使えるほか、センチュリオン側はテーマカードを被って握ることが多い上、エメトなど墓地に置いておきたいカードがある点も相性の良さを引き立てます。
何より強力なのは、ホルスギミックがあることでセンチュリオンの展開を確実に通すことができる点です。ホルスギミックから入ることで先に銀河眼の光子卿を立てることができ、手札誘発などのケアができます。
対策
一番厄介なのはやはり赤き竜からのカラミティです。しかし、コズミックブレイザーなどのカラミティ以外の選択肢、ホルスギミックやセンチュリオン罠の存在から、赤き竜カラミティだけをピンポイントでメタるのは効果的ではないことが多いです。やはりセンチュリ・ホルスのどちらにも汎用的に刺さるカードを考えるのが良いのではないでしょうか。
幽鬼うさぎ
どんな状況でもかなり強く打てる手札誘発です。センチュリオンの共通効果やスタンドアップの効果など、どこでもかなり強く当てれます。また、ホルスギミックに当てることもできる点も優秀です。
ディメンション・アトラクター
墓地を使うセンチュリオンおよびホルスの両テーマに刺さるカードです。ただ、センチュリオン側は罠の妨害を構えてきたり、エンブレ―マ等から無理やりシンクロ体を並べてきたりすることもあります。かなり刺さるカードですが完全に何もさせなくする、という訳ではない点には注意です。
深淵の獣
センチュリオンは光・闇属性なため、深淵の獣が当たります。特に、レガーティアのエンドフェイズ効果でプリメラを置くことが多いため、プリメラを飛ばしてしまえば次のターンのシンクロを防げることが多いです。ただ、レガーティアのこの効果は対象をとらず、かつ手札から貼ることも可能なため、2枚目のプリメラを握られている場合は有効打になりません。また、エンブレ―マを握られている場合も同様です。
また、ホルスギミックに対しても強く出れません。イムセティに当てざるをえませんが、結局光子卿の成立を許してしまいます。
超融合
レガーティア・赤き竜・銀河眼の光子卿など、センチュリオンが先攻で構えるモンスターは軒並み光属性で種族が異なるため、ドロゴンで吸えます。
コズミック・サイクロン ツイン・ツイスター
スタンドアップやプリメラをどかしてしまえばこちらのターンでのシンクロを確実に防げます。ただ、スタンドアップセンチュリオンはセンチュリオンがいると効果で破壊されない点には注意です。
壊獣 サンダーボルト等
センチュリオンが魔法罠ゾーンから出てくる効果はメインフェイズにしか使えません。そのため、こちらのターンのメインフェイズ1の最初の行動でレガーティアを除去してしまえば、赤き竜の成立はなくなります。ただし、赤き竜の代わりに別のシンクロ体を出されてしまう点には注意です。
醒めない悪夢
先攻でかなり強力なカードとしてはフリーチェーンで魔法罠をほぼ無制限に破壊できる醒めない悪夢が極力です。センチュリオン・ホルスのどちらも1枚で完封することができます。センチュリオンが流行ってきたら先攻置物罠としてサイドデッキに採用するのはありかもしれません。
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