はじめに
PHNIでリメイクされるローガーディアン。今回はそのデッキレシピを先行して考えてみましたので、ぜひ参考にしてみてください!
下の記事でローガーディアンの各カードについて解説しておりますので、カードテキストを把握されていない方は下記記事からご覧ください。
https://rinax-alba.com/tanoshi/?p=97
デッキレシピ紹介
ローギミックを支えるドラグマ
ローギミックの基本展開として以下のものを考えています。
この動きを中心に考え、ローのテーマとしての強みと弱みを考えました。
強み(good point)
- 1枚初動で耐性とリソース付き2妨害は優秀
- 素引きが弱いカードがほとんどない
- 墓地に追加で魔法カードがあれば粛声なる結界も初動になる
- 展開をEXデッキに頼らない
弱み(bad point)
- 追加で魔法カードや儀式モンスターが墓地にないと展開が続かない場合がある
- うらら無限泡影に対する誘発貫通力がそれほど高くない
- ローあるいは粛声なる結界を引いていないと何も動けない
- ギミックとしての妨害の最大値が2妨害程度というのは盤面としては弱め
- 召喚権を必ずローに食う
ローのテーマとしての先攻展開盤面はそれほど強力なものではなく、誘発貫通力もないため、やはり何か弱みを補うような別のテーマと混ぜる必要があると考えました。今時の流行りのテーマをいろいろ思案しましたが、結論としては「ドラグマ」との相性が一番よく思いました。
ドラグマギミックの採用理由
ローとドラグマのシナジーを挙げます。天底からの大神祇官のムーブはかなり強力です。1枚で普通に強いカードですが、ローとのシナジーがいくつもあります。
- 虹光の宣告者により儀式モンスターまたは儀式魔法のサーチができ、ローのほうのカードの数が少なかったり誘発をもらったりした時に展開補助ができる
- カルテシアやフルルドリスやウィンドペガサス等、追加の妨害の確保もできる
- 大神祇官のレベルが8なため、そのまま1体でローガーディアンのリリース素材を確保できる
- 大神祇官のEXが使えないデメリットが全く苦にならない
- ドラグマモンスターがすべて光属性なため、粛声なる結界の耐性を得られる
- 魔法カードが墓地に置かれることでサウラヴィスの召喚コストを供給できる
- ローがリンクリボーからセキュアガードナーになれるため、エクレシアや大神祇官の素引きでも十分強い
- クロシープがシンクロと儀式の両方の効果を使うことができてかなり強力に
また、9月23日発売のWORLD PREMIERE PACK 2023に収録される「共命の翼ガルーラ」 により天底の使徒のパワーがさらに上がっている点も、採用理由として大きいです。シナジーも数多いですが、天底の使徒1枚から「1ドロー&1サーチ&リリース素材確保&1妨害」というのは採用しない理由がないくらいには強力だと思いました。
その他のギミック
儀式の準備 儀式の下準備
ローギミックが通らずサフィラに触れなかった場合、儀式召喚のハードルがかなり上がります。そのため、ローなしでも儀式召喚を通せる札として儀式の汎用サーチ札を採用しました。特に、儀式の下準備はかなり優秀で、先に儀式体サウラヴィスをサーチしておくことでローへの無限泡影のケアにもなります。儀式の準備はサフィラとの相性が良いです。
イリュージョン・オブ・カオス マジシャンズ・ソウルズ
先述の儀式の下準備やドラグマギミックの存在から、儀式体にアクセスできる札が重複する、という機会が多くあります。そういった場合の別の選択肢としてこのギミックを採用しました。マジシャンズ・ソウルズにより重複した魔法や使い終わった粛声なる結界を切って有効札に変えることができます。採用枚数が2枚でコンパクトなのが素敵です。また意外なシナジーとしては、イリュージョン・オブ・カオスとマジシャンズ・ソウルズを重ね引きしてしまっても、ドラグマをコストにすればマジシャンズ・ソウルズの特殊召喚ができます。あと、イリュージョン・オブ・カオスがレベル7なのも優秀で、ローガーディアンのリリース素材にもなれます。
採用枚数について
このデッキの採用枚数についてはかなり簡潔です。
- 3枚のカードは1枚である程度強いことができるカード
- 2枚のカードは別のカードとの合わせで強いカード
- 1枚のカードは素引きではなくほかのカードによるサーチでアクセスしたいカード
となっております。
採用を考慮したが結局やめたカード
ディアベルスター
ディアベルスターから原罪宝スネークアイでジェットシンクロンを特殊召喚し、カオスルーラーを出すというギミックの採用を考えました。カオスルーラーでサフィラに触ることができる上に、墓地に魔法カードや儀式モンスターを落としたいという算段です。
ディアベルスターのほかに原罪宝スネークアイのコストになる表側カードを供給するハードルが高い、誘発の受けも悪い、原罪宝スネークアイやジェットシンクロンを素引きしたときにかなり弱い、といった点から不採用にしました。
オッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴン
光属性ドラゴン族レベル7の儀式モンスターということで、ローギミックのサポートを受けられます。しかし、サウラヴィスの効果で出せないのが致命的でやめました。効果も魔法無効とリソース確保という、なんとも不釣り合いだと感じました。
ドラグマ儀式
まず、ドラグマ儀式は一応粛声なる祈りで儀式召喚できます。しかし、ローのリリース素材確保効果は適用できません。
凶導の白聖骸は効果が出張としてはスペックが低く、
凶導の白騎士は効果は少し強いですがレベル8というのが実質2体のリリース素材を必要とするためかなり相性が悪く、
凶導の白き天底はとても強力な効果ですがやはりレベル12というのがかなり重く感じました。
凶導の白き天底の効果でレベル7なら採用したかもしれません。
原初の叫喚
サフィラで墓地に送るカードとしてこのカードを考えました。
一度正規召喚したローガーディアンをリンク素材にしてリトルナイトなどを召喚し、このカードでエンドフェイズにローガーディアンを再び場に戻す算段です。
ただ、そもそもサウラヴィスや儀式の準備で儀式魔法が墓地から離れることも多く、かつローギミックではリンク数を稼ぐことが難しいためやめました。
あと普通に素引きも弱いですし。
まとめ
当記事で書かせていもらったものは2023年9月18日現時点でのものであり、この先さらに試行を繰り返し、より煮詰めていこうと思います。本当にいろいろなカードに採用の余地があり、まだ見ぬ可能性を十分に秘めています。ぜひ当記事を参考に、いろいろと考えてみてください!
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